GitHub Copilot AI Credits統合移行で何が変わる?
2026年8月末、GitHub CopilotはLegacy使用料金体系からAI Credits統合単価へ完全移行します。既存の席単位課金から、実際の利用トークン量に基づく課金モデルへの切り替えにより、企業の予算管理が大きく変わります。本記事では、移行直前に確認すべき3つの観点を整理します。
AI Creditsとは何か?Legacy課金との違い
AI Creditsは、GitHub CopilotおよびGitHub Codexxの利用トークン数に基づく統一課金モデルです。
• Legacy:ユーザー単位の席単価(Copilot Business: $19/月、Enterprise: 商談価格)
• AI Credits:input token 1,000 = $0.008、output token 1,000 = $0.032(Copilot Pro同額)
【小規模企業】50ユーザー、平均600トークン/月:月額$18(Legacy: $950 → 削減率98%)
【中規模企業】100ユーザー、平均800トークン/月:月額$25(Legacy: $1,900 → 削減率99%)
【大規模企業】500ユーザー、平均1,200トークン/月:月額$192(Legacy: $9,500 → 削減率98%)
移行スケジュール:何をいつまでに確認する?
【8月23日】Legacy価格での最終請求。この後の利用分はAI Credits扱いとなります。既存ユーザーの利用データを確認し、予測消費量を把握することが重要です。
【8月31日】Legacy課金終了。全ての新規利用がAI Credits対象に切り替わります。この時点で新しい予算配分(Monthly AI Credit Pool)が有効になり、支出上限設定が必須です。
【9月1日】旧モデル(GPT-4.5等)廃止。これまでの自動割り当てが終了し、managed settings による明示的なモデル許可が必須になります。
予算再計算:コスト予測と支出管理の3ステップ
GitHub Admin Console > Copilot > Usage & Insights で、ユーザー別のtoken消費量を集計します。(過去30日分が遡及可能)デスクトップ環境・IDE・エディタ別の利用トークン内訳も確認可能。
計算式:(input tokens × $0.008/1k)+(output tokens × $0.032/1k)= 月額コスト。複数企業実績では、Legacy単価($19/ユーザー/月)比で90~99%の削減が見込める傾向。ただし高利用部門(フルスタック開発、LLM統合プロジェクト)は月額最大$500超の例も報告されている。
Admin Console > Billing & Plans > Spending limits で、月間最大消費額(ドル単位)を設定します。上限に達すると新規利用は停止(既存コード実行は継続)されるため、バッファを15~20%確保することが推奨されています。
移行前チェックリスト:8月中に確認すべき5項目
□ Usage & Insights で過去30日分のトークン消費量を確認し、スプレッドシートに記録する。部門別・エディタ別の内訳を保存。
□ Organization settings > Copilot > Managed Settings で、AI Credits切り替え時に自動適用される設定を確認する(特にmodel allowlist)
□ 社内のCopilot利用ポリシーをAI Credits課金に対応させて更新する。部署別の予算配分・承認フロー・超過時の対応を明示。
□ 現在のCopilot Business/Enterprise席がAI Credits移行後も必要か、未使用席を削除して予算を最適化する
□ DevOps/情シスチームに対してUsage API・Audit Logs・Spending limits の確認手順を事前研修する
AI Credits移行に関する実装サポートや設定相談は、以下から してください。