株式会社MIXI は、コミュニケーションサービス「mixi2」、ゲーム「モンスターストライク」、スポーツ事業(千葉ジェッツ・FC東京など)、ライフスタイルサービスを展開する東証プライム市場上場企業です(証券コード2121)。1997年設立。2025年は、企業としての生成AI全社活用の代表事例として注目を集めています。
2025年3月:生成AI全社導入
MIXI は2025年3月に、OpenAIの「ChatGPT Enterprise」を全社員に導入しました。同月から Google Agentspace のトライアル運用も開始し、その後全社展開を決定しています。導入から3カ月未満で ChatGPT Enterprise の WAU(週次アクティブユーザー率)は80%に到達。社員が自発的に作成したカスタム GPT の数は1,800を超え、生成AI が日常業務に深く組み込まれていることが確認されました。
圧倒的な定量成果
2025年7月時点で、全社員の生成AI利用率は99%、月約17,600時間の業務削減が見込まれており、2025年度には約10億円の利益貢献が期待されています。これは「AI導入すれば何かが変わる」という抽象論ではなく、数値として生産性と利益に直結する成果が出ている点が MIXI の特徴です。
具体的な業務変革
実装事例には、法務の契約整理(AIが自動で契約関連事項を整理)、社内広報の編集効率化(社内ニュースレター作成を最大50%削減)、契約書ドラフトや議事録の自動生成などがあります。2025年7月末時点で、社内では300以上のAI関連プロジェクトが同時並行で稼働しており、「AIがないと仕事が進まない」という状況まで業務と一体化しています。
こんな企業におすすめ
自社の生成AI導入を本格化させたい中堅〜大企業、「導入しても定着しない」課題を抱える組織で MIXI の実装ノウハウに触れたい企業、生成AI 活用の実践的なベンチマークを求める組織に適しています。AI受託開発ではなく、自社の生成AI活用事例として参考になる存在です。