KDDI株式会社は、日本の大手通信キャリアとして東証プライム市場に上場しています(証券コード9433)。近年は通信事業の枠を超えた AI/DX 事業に積極的に取り組んでおり、2023年夏には会社横断組織「KDDI Generative AI(KGA)CoE」を立ち上げ、社員全員の生成AI活用を他社に先駆けて推進しています。
2025年9月:ELYZA連携の本格展開
2025年9月17日、KDDI は「ELYZA Works with KDDI」の提供を開始しました。これは専門知識不要でAIアプリ開発が可能なサービスで、KDDI 社内で約100種類の AI アプリを先行開発した好事例がセットで提供されます。同時に「KDDI Conata Data Agent」(セキュアな環境で AI を活用した社内文書検索)も提供開始しており、エンタープライズ向け生成AI導入の包括的プラットフォームを構築しています。ELYZA のKDDIグループ入りを活かした国産LLM戦略の本格化と言えます。
業界横断の実装
ローソンとの連携では、AI×ロボットによる店舗DXの実証を開始。KDDI Americaでは AI Dynamics と戦略的パートナーシップを締結するなど、国内外で多様な実装を進めています。Microsoft Azure OpenAI Service を活用したミドル業務革新プロジェクトでは、営業準備時間を約74%削減する成果も出しています。
開発プロセスそのものの変革
「KDDI AI駆動共創プログラム」では、従来3〜5日間かかっていたサービスデザイン工程を最短1日で完了できる仕組みを構築。自社の開発・提案プロセスそのものに生成AIを組み込み、新規事業創出のスピードを劇的に上げています。
こんな企業におすすめ
通信・モバイル基盤と組み合わせた AI 導入を検討する大企業、ELYZA の国産 LLM をKDDI のサポート付きで導入したい組織、店舗DX や現場業務への AI 実装を進める小売・サービス業に適しています。