株式会社日立製作所は、情報通信、社会インフラ、エネルギー、建設機械、ヘルスケアなど幅広い領域で事業を展開するグローバル大手企業で、東証プライム市場に上場しています(証券コード6501)。デジタルソリューション基盤「Lumada」を中核に、ITとOT(Operational Technology)、プロダクトの三位一体の提案力が最大の特徴です。
Generative AIセンターとグループ横断の推進
2023年、日立は「Generative AIセンター」を新設し、グループ約32万人規模の生成AI活用を推進しています。同センターはデータサイエンティスト、AI研究者、社内IT部門、セキュリティ部門、法務部門のスペシャリストを結集した Center of Excellence(CoE)組織として機能し、技術・ガバナンス・業務実装の三本柱で生成AI活用を組織的に展開しています。
AIエージェント開発・運用サービス
2025年3月、日立は「AIエージェント開発・運用・環境提供サービス」の販売を開始。建設・輸送・電力・ガス・鉄道などの現場で働くフロントラインワーカーの人手不足や知識継承の課題に対して、熟練者のノウハウを取り込んだAIエージェントを提供します。さらに、Gen-AXと共同で生成AI活用の成熟度モデル「MA-ATRIX」を開発・無償公開し、「組織」「コンプライアンス」「業務プロセス」など7つの評価軸で段階的な業務変革を支援しています。
グループ内の具体的成果
日立ビルシステムでは、エレベーター施工現場からの問い合わせ業務に対応するAIアプリを導入し、問い合わせに対し約8割の精度で即時情報抽出を実現。日立パワーソリューションズでは、上下水道や鉄道などの社会インフラ設備保守業務において保守受付の初動判断AIを導入し、業務全体で約3割の効率向上を見込んでいます。電通・電通デジタルとの戦略的協業による食品ロス削減の共同サービスなど、対外展開も積極的に進めています。
こんな企業におすすめ
社会インフラ・電力・ガス・鉄道・ビル・エレベーターなどOT領域の生成AI活用、熟練者のナレッジ継承を AI エージェント化したい大企業、全社的な生成AI成熟度評価と段階的変革を進めたい組織に最適です。