富士通株式会社は国内最大級のICT企業で、東証プライム市場に上場しています(証券コード6702)。エンタープライズAIソリューション「Fujitsu Kozuchi」ブランドのもと、独自開発のエンタープライズLLM「Takane(タカネ)」を中核に、生成AI・AI活用の本格展開を進めています。
エンタープライズLLM「Takane」
Takane は富士通が自社開発するエンタープライズ向け大規模言語モデルで、企業の機密性・ガバナンス要件を満たしながら生成AIを安全に利用できる点が特徴です。2025年9月には独自の生成AI再構成技術を発表し、1bit 量子化での世界最高水準89%の精度維持率、推論の3倍高速化を実現。AIの軽量化・省電力と精度の両立という、エンタープライズ展開には欠かせない課題に正面から取り組んでいます。
Fujitsu Kozuchi Enterprise AI Factory
2026年2月に事前トライアルを開始した「Fujitsu Kozuchi Enterprise AI Factory」は、企業が自社業務に最適化した生成AIモデルやエージェントを自律的に開発・運用・継続改善できる専有型AI基盤です。2026年7月にはフル機能での提供開始が予定されており、エンタープライズ向けの「自前AI工場」として、グローバル展開も視野に入れています。
クラウド型生成AIプラットフォーム
2025年2月には「Fujitsu クラウドサービス Generative AI Platform」のトライアル受付を開始。機密性の高いデータをプライベート領域で安全に管理しながら、オンデマンドで生成AIを利活用できる環境を提供します。国内提供を皮切りに、順次グローバル展開を予定しています。
業界特化の実装事例
医療分野では、診療データの構造化および治験候補患者選定のため、「Fujitsu Kozuchi Generative AI」とエンタープライズLLM「Takane」を活用した機能を2025年5月に提供開始しました。また、富士通自身のソフトウェア開発プロセスにも生成AIを適用し、エンジニアの生産性向上にもつなげています。
こんな企業におすすめ
機密性・ガバナンス要件が厳しい大企業・公共機関での生成AI導入、独自 LLM を自社で運用したい組織、AI軽量化と精度維持の両立を求める先進的なユースケースに最適です。